子どものために必要?学資保険とはどういう保険なのかを解説!

公開日:2023/05/15


子どもがいるご家庭向けに販売されている「学資保険」ですが、一体どんな保険商品なのでしょうか?学資保険はテレビCMで頻繁に見かけるものの、保険商品の中身については詳しく知らない方も少なくありません。そこで今回は、学資保険にスポットを当てて解説。子どものために必要か否か、悩んでいる方はぜひお読みください。

学資保険とは

さまざまな生命保険会社が販売している「学資保険」。学資保険は「子どもの学業の資金を貯蓄するための保険」です。貯蓄、とはいっても預貯金とは異なり保険商品であるため、被保険者の万が一の病気や死亡に備える保障もセットとなっています。

また、魅力的な祝い金や満期保険金がセットとなっている保険商品も多く、子どもの進学時にまとまったお金を受け取れることも魅力のひとつです。学資保険の最大の特徴は、被保険者である契約者が亡くなった際には、保険料支払いが免除となり、子ども(学資保険上の被保険者)へ育英年金が支払われます。

晩婚化が進んでいる今、親世代が昔と比べると高齢化しつつあり、病気にしっかりと備えた学資保険に注目が集まっているのです。通常の生命保険は被保険者が親に設定され、保険金の受取人を子どもに指定することが多いですが、学資保険の場合には被保険者を子どもとし、万が一の際には暮らしの困らないように保険金が支払われるしくみが採用されています。

ひとり当たりの教育費はどれくらいかかるのか

魅力的な保険商品である学資保険ですが、どうしてこのような保険が販売されているのでしょうか。その背景には、日本の教育費事情が関係しています。現在日本は少子高齢化の一途を辿っていますが、子どもの学習費に関しては減少することなく推移しており、文部科学省のデータによると私立の小学校の学費はやや上昇傾向にあるのです。

中学私立も学費が上昇しつつあり、私立受験がスタンダードな都市部では子どもの学費事情に頭を抱えている方も多いでしょう。しかし、子どもの教育に関しては児童手当も存在しており、本来なら国が手厚いサポートを行っていると考えても不思議ではありません。

今後の税の行方と教育事情

ここで日本の税制事情にも触れてみましょう。令和4年11月に開催された「第22回税制調査会」の資料を読み解いていくと、税制調査会は今後の日本の税制を占う要素があり、増税の傾向を感知することができます。今回の税制調査会では、教育資金贈与について触れられており、今後は非課税の見直しが検討される可能性が高まっているのです。家族間で贈与を使って教育資金を準備しようと検討していた方は、税制の変更が行われ、非課税枠の贈与がなくなる可能性もあります。

資金に余力があっても備えが必要

日本の教育事情は私学を中心に学費が上昇傾向にあり、かつ贈与などの制度にメスが入ることが予想されている今、現在は教育資金に余力があっても今後は不足するという可能性も否定できません。余力が今あっても学資保険を活用して備えを作っていくことが望ましいのです。

学資保険はやはり必要なのか

学資保険を使わなくても、教育資金を潤沢に用意できればよい、と考えている方は多いかもしれません。では、率直に学資保険は本当に必要といえるのでしょうか。結論からいうと、学資保険にしかないメリットがあり、必要といえます。では、学資保険のメリットとは何でしょうか。以下3つに分けて解説します。

確実にお金を貯められる

現在はお金に余裕があっても、住宅資金や転職など、さまざまな事情によってまとまったお金が支出されてしまうことはあります。ご家族の急な病気で、多額のお金を用意することも考えられるでしょう。学資保険に加入していると、給与口座などから保険料が差し引かれます。高額の支出が続いても貯蓄を取り崩さずに、自動的にお金を貯めることができるのです。預貯金は苦手な人、学資保険を素知らぬ内に貯めたい人にはベストな方法といえるでしょう。

魅力的な保障内容がある

貯蓄は自分でできる、と考えている方にとっては学資保険が縁遠いものかもしれません。しかし、学資保険は貯蓄だけが目的の商品ではありません。生命保険のひとつとして販売されている以上、保障にももっと目を向けてみましょう。学資保険の特約には魅力的な内容が詰まっています。災害に備えたもの、傷害に備えたものもあるため、お金を貯めつつしっかりと保障を得たい方にもおすすめなのです。

返戻率にも注目を

学資保険が人気となっている背景には、貯蓄性・保障内容はもちろんのこと「返戻率」に優れていることも挙げられます。ある生命保険会社の学資保険は現在保険料を引き下げつつ、返戻率は上昇しているのです。100%を超える返戻率を維持している学資保険も多く、既払保険料よりも多くの満期保険金を獲得できます。現在日本の普通預貯金の金利は驚くほど低く推移しているため、あえて学資保険に投資することで、多くのリターンを獲得できるでしょう。学資保険は保障や投資にも優れた保険商品なのです。

まとめ

この記事では学資保険の必要性について注目しました。現在、日本は増税傾向にあり、教育資金についても贈与制度などの改革が予想されます。今貯蓄には問題がなくても、長期的な視点で学資保険を活用し、確実に子どもへの資金を用意することがおすすめです。学資保険は保険商品である以上、魅力的な保障も用意されており、死亡や傷害などにも備えることができます。さまざまな保険会社が販売する学資保険を比較し、ご加入を検討されてはいかがでしょうか。

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